2015年11月25日水曜日

➄修理か買い替えか?

修理と買い替えの判断は難しい問題です。
機械物の故障の多くは消耗品の劣化又は汚れによるものです。
消耗品を交換したり、汚れを取り除く事で大体の物は修理できます。
消耗品も、日常メンテナンスの範疇で交換できるものから、専門知識や専門工具を要するものまで
多種多様です。
汚れの除去も同様に、冷機器等のフィルター清掃やパイプクリーナーといった日常的なものから、分解洗浄や高圧洗浄の様に取引先に依頼する専門的なものまでいろいろです。
修理をすれば、とりあえずは直る場合が多いのですが構造的な不具合が発生すると、修理は高額なものになります。
使用環境や耐用年数を考慮して買い替えも検討すべきでしょう。

使用環境が悪い場合、或は適切な使用状況にない場合は耐用年数に関係なく、早めに買い換えたほうが営業に支障をきたすこともありません。
又、エネルギー効率の高い機器に入れ替えることで、短い期間で入替費用を回収できる場合もあります。

機器類の新製品は、数年で効率だけではなく使い勝手も向上しているものです。
物を愛着をもって大切に使う事も大事ですが、作業効率、エネルギー効率、衛生面、入替費用を、
現状のまま使い続けた場合の再発リスクや年間コストと比較して総合的に判断してください。
又、改装時に計画的に組み入れれば、コスト的なメリットもありスムーズに入替が可能です。
      
基本的な話として、快適に永く使用するために、日常のメンテナンスを怠らないようにしましょう。
      

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