2015年11月20日金曜日

①何のお店を始めるか

商売の内容が決まってない場合は店舗のコンセプトを含め、事業としてトータル的な計画を考えなければなりません。
当然、投資できる金額や用意できる資金によって出来る範囲も限定されてきます。
又、業種によっては免許や許可を要するものもあり、資金だけではなく時間もかかります。
出店する場所についても立地の問題のみならず市場性・競合店等の外的要因や従業員の確保・経済条件等の内的要因の他に契約条件・物件特性等のバランスをみて判断する必要があります。
       
どんなに小さい店でもよほど慣れていない限り、本業の商売とは別にこれらの事(の他にもまだまだ、いっぱいありますが・・)を1人或いは少人数でこなすのは非常に大変且つ非効率的です。
そういった問題を解決するのに、一番わかりやすいのはFC(フランチャイズチェーン)に加盟することですが、これも業種や本部の方針等により多種多様です。
加盟の可否(資金・適正等)のハードルが高いところは、相応なブランド力により安定性が見込めますが、組織が大きい分自由裁量の幅は少なく、収益性も大きいとは限りません。
反対にハードルの低いところは(特にチェーン本部創設期によくみられますが)とにかく加盟店(収入)を増やしたい一心で基準らしきものを持たずに加盟させ自由裁量の幅も広い反面、本部としての義務であるノウハウやチェーンメリットの醸成といった方向性に乏しく、名ばかりの本部も実在します。
いずれにしてもチェーン本部と加盟店は基本的に独立採算性をとっていますので加盟するリスク、出店するリスク、商売のリスク等は最終的に加盟した本人がとるという事を充分に理解して判断する様にして下さい。

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